時代がめまぐるしく移り変わり、今日益々(ますます)希薄化する家の観念や高まる個人意識、夫婦別姓等によって、個人の生き方や考え方も変化し、多様化しつつあるようです。 そのような背景にあって、跡継(あとつ)ぎを決めて家を代々継承して祭祀(さいし)等も代々執(と)り行(おこな)っていく従来の姿も困難な傾向になってきています。 又、個人の事情と自由、家の跡継ぎ、祭祀継承者(墓地の守り手)の問題や、子孫に後々まで負担をかけたくない等、多くの理由で寺院或(ある)いは霊園等の墓地を確保出来ない方や墓地を求めず海や山に散骨をしたいとお考えの方々のように葬祭や死後の考え方も変化しつつあるようです。 このような時代に対応して、妙應山(みょうおうさん)正行寺(しょうぎょうじ)では、新しい供養(くよう)の形をご提案致します。
集骨式の永代位牌供養堂、それが「久遠堂」です。 家の墓地、墓石を必要とせず、ご遺骨を集骨室にお納めし、お位牌(いはい)は集骨堂の上のお堂に奉安(ご安置)致します。故人の御霊(みたま)のご成仏(じょうぶつ)を永遠に供養致します。 集骨室は、従来の墓地のような納骨形態にある、暗くジメジメとした土の中ではなく、春夏秋冬、光が射(さ)し込み風が流れ、明るく清潔な環境に設計致しました。 久遠堂は、東向きで早朝から日没まで良く陽(ひ)が当たり、又、霊峰富士が望めます。 永代(えいたい)位牌供養を申し込まれた方には生前に戒名(かいみょう)を授与し、戒名を刻んだお位牌を久遠堂に奉安致します。